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オアシス初の展覧会が日本上陸 名盤ジャケット再現コーナーも/藤井隆が音楽レーベル設立 第1弾は今田耕司の楽曲をカバー

2009年に解散した英ロックバンド・オアシス初の展覧会『CHASING THE SUN:OASIS 1993-1997 ♯あなたにとってのオアシスとは』が、10月25日から4日間、東京・ラフォーレミュージアム原宿で開催されることが明らかになった。

 今年に入って、オアシスが世界的人気となった1993-97年を振り返るプロジェクト「チェイシング・ザ・サン」がスタート。その一環として、4月に英ロンドンで開催された展覧会『CHASING THE SUN: OASIS 1993-1997』には4万人以上が訪れ、デビューから20年以上が経ち、解散した今なお根強い人気ぶりを証明してみせた。

 日本は本国に続いて世界で2ヶ所目の開催地で、アジアでは初。今月15日に予告サイトが公開され、「日本の皆様へ大きな発表があります(和訳)」というメッセージ動画が話題を呼んでいた。

 展覧会では、彗星のごとく現れ、ロック界の歴史を塗り替えていった初期の秘蔵写真や、99年に脱退した初期メンバー・ボーンヘッドの自宅リビングで撮影された、デビューアルバム『オアシス』(原題『Definitely Maybe』)のジャケット写真を再現できるコーナー、メンバーの楽器・私物といったレアグッズを多数展示。マンチェスターから世界の頂点に立ったバンドの足跡を改めて振り返ることができる。

 日本スペシャルコンテンツとして、ジャパンツアーなどに同行していたMITCH IKEDA氏による写真展示や、1994年に東京・渋谷CLUB QUATTROで行われた初来日公演の映像を上映予定。会場では日本限定グッズの販売も行われる。前売券はきょう正午から発売開始される。

 オアシスは、91年にノエル(G/Vo)とリアム(Vo)のギャラガー兄弟を中心に結成。94年のデビューから08年までの14年の間に、全世界で7000万枚以上のセールスを記録したが、09年8月、ノエルが「これ以上、1日でも長くリアムと続けることができなかった」とし脱退を表明。これを受け、バンドは解散した。

 なお、『チェイシング・ザ・サン』関連作品第2弾として、全世界で2200万枚を売り上げた伝説的2ndアルバム『モーニング・グローリー』(1995年)をリマスタリングし、レア音源や未発表コンテンツなどを加えた3枚組デラックス・エディションが、9月24日に世界中のどこよりも早く、日本で先行発売される。

 

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お笑いタレントの藤井隆が18日、都内で会見を開き、新音楽レーベル『SLENDERIE RECORD』の設立を発表した。自ら司会も務めた藤井は「音楽を通してさらに何かできないかと願いを込めて立ち上げました。約1年前から企画していまして、吉本の芸人さんのほか、私やスタッフが興味を持った方々と音楽で新しいことをしていきたい」と意気込みを語った。

 同レーベルの第1弾として、過去にKOJI1200名義で今田耕司が歌った「ナウ・ロマンティック」を藤井、レイザーラモンRG椿鬼奴とのユニット・Like a Record round! round! round!がカバー。聴き放題音楽サービス「KKBOX」で同日より配信し、今秋にはオリジナル楽曲2曲を発表予定という。

 現在は藤井と同ユニットのほか、鬼奴率いるバンド・金星ダイヤモンド、新人女性シンガー・Mystery Womanが所属。謙虚な藤井らしく「細く長く、一生懸命やっていきたい」とレーベル名に込めた思いを明かしていた。

 藤井は2000年、浅倉大介プロデュースによるシングル「ナンダカンダ」で歌手デビューし、同年『NHK紅白歌合戦』に初出場。2013年には敬愛する歌手・松田聖子が作詞作曲した「She is my new town/I just want to hold you」を発売したほか、今年4月にはtofubeatsの「ディスコの神様」にゲストボーカルとして参加するなど、音楽活動にも力を入れてきた。

 レーベル発足の力になったという宇多丸ライムスター)、西寺郷太ノーナ・リーヴス)の二人も会見に駆けつけ、最後は発足を祝しシャンパン割りが行われた。